ビジネス英語はすべての基本となる基底能力が重要

ディスカッション風景1

 あなたがビジネスの場面でしっかりと成功を収めようと思えば、あなたの考えを話し、相手を理解して意思疎通することが重要です。そこでジョークの一つでも放てる英語力があれば余裕ではないでしょうか。そうです。英語ができるというのは満足に話せる他にありません。至極当然でありながら我々が見落としがちな点です。

 しかしながら現状は会社でTOEICの高得点を求められたり、海外本社主導の英語会議を一方的に聞かされるだけで、自分から発話できずに一切コミュニケーションがとれていません。

 学習者が一定以上のレベルに達すれば、コミュニケーションの高い壁にぶつかります。(ビジネス以外でも同様です)ここでは基底能力と呼ぶ能力こそが壁を超えるカギとなっているのです。
 実際に私が出会ってきた方々の興味深いお話をご紹介をしつつ解説致します。

 皆さんの悩みに通ずるお話です。

 当時私は社会人生活の1年目、韓国語の学習に励んでいて、あちこちで韓国の知り合いを作っては一緒にランゲージエクスチェンジをしていました。これはその時にできた韓国の友人から聞いた話です。

 彼女はある外資の企業に転職したばかりで、彼女の職場は英語と日本語が50:50の環境だったそうです。彼女は英語においてTOEICは900以上をマークしており、非常に優秀な方でした。そして日本語は驚くほど流暢で、まるで日本人さながらの代物だったのです。


”ヘッドクォーターがシンガポールにあり、直属のボスがシンガポール人。すべて英語で話される指示を理解することがやっとのことです。指示以外は話ができないため関係性も希薄。もっとコミュニケーションをとって楽しく働きたいが、聞き取りがギリギリで自分の言葉で何かを発信することがとても難しい”。

外資ソフトウェアメーカー 韓国人女性 G氏 都内 31歳


 この話を聞いて一番最初に驚いたことは、韓国においても日本と似たような悩みがあるということです。(聞き取りはできるけれど、話せない等の偏り)

 しかし韓国は国策により英語教育に非常に力を注いでいる国として有名なのですが……
TOEIC900以上を保持し、国を出て日本で働けるほどの優秀さを持つ彼女はまた続けます


“韓国ではTOEICの点数が高いことは当たり前、試験はテクニックであり、本当に上手に話せるかどうかは別次元の問題だと思います。日本語は勉強しやすかったけれど、英語は点数だけ高くなって運用能力は頭打ち、どうすればいいのかわからない“。

外資ソフトウェアメーカー 韓国人女性 G氏 都内 31歳



 事実、ETS(TOEIC等、英語試験の指標を作っている組織)が示すデータ上では、韓国は日本より英語の試験成績は優位になっています。(表1 アジア8か国TOEFL)

               


 およそGさんの話から、韓国と日本は試験において差があるものの、運用レベルに大差がないことが分かります。日本と韓国は地理的にみてユーラシア大陸の東に位置している単一民族の国家でかつ、一定以上の経済規模を持っているので条件は似通っていますね。おそらく英語を実際に使う状況が限られていることは同じでしょう。

 また韓国語と日本語は文法・単語もとても似ているので、英語に対する苦手さは、両者であまり変わらないのではないかと考えられます。この事実に着目すれば試験の出来栄えが必ずしも本当の実力に直結しないことがはっきり見えてきますね。しかし、世の中は試験試験試験。いったい何を目指しているのでしょうか。

日本で多くのビジネスパーソンが抱える問題

  • 英語の資格試験で高みを目指して勉強し、TOEIC800,900を獲得。周囲からの期待は高いものの、自分の実感としては実力が伴っていないことは明らか。(特にアウトプット)
  • 学校で習った事項をいくら見返したとして、ニュース番組だったり会話になると相手が何と言っているのか理解できない or 速すぎる。

 このような現象は言わば、運用できる英語ができていないことの表れであり、この運用能力の開発を実行しなければ、到底太刀打ちできないのです。これを当パーソナル教室では基底能力と呼んでいます。


 またこの基底能力というのは少々やっかいなもので「体で覚える・反応する」というのがその本質にあたりますが、これを一ヶ月といった短い期間を狙っても身につくものではなく、最低1年、そして2年と続けていく心構えが望ましくなります。

そして英語が育たない日本の土壌
日本のような単一民族で構成されていてかつ大きい先進国では英語が身近にあふれつつも、日本語だけで対処できてしまうことがほとんどです。これが基底能力を底上げする機会が不足させ、結果的に多くの学習者が悩んでしまうのです。

 上記の韓国女性Gさんもまた例に漏れず、基底能力を上げられていなかったのでしょう。

 この基底能力の重要さについて人に説明するとき、私はよく英語学習のプロセスをスポーツに例えて説明することがあります。バスケットボールをイメージしてみてください。

 バスケを始めたばかりの頃は、まずボールが手に馴染まないと思います。ボールをついてみたらどれくらい跳ね返ってくるのかを確かめたり、ドリブルしてみたりしますが、思ったようにボールがついて来ません。
しかし毎日練習を重ねて時が経てば、やがてドリブルが上手くなります。これはボールのバウンド感覚が冴え、考えなくても手に吸い付くようにしてボールと一体になれるからですね。

 そしてドリブルができるようになって初めて、今度はどのようにゴールまで持っていくか、どんな面白いトリックをキメるかまで考える余裕が生まれ、ここからバスケットボールの深みにハマっていくのです。これは英語においても同じことだと私は考えています。

 ちまたでは「○○さえあれば3か月英語マスター」だとか「フィリピンで特訓3週間留学」というような広告も見かけます。確かに一時的な効果があることは否定しませんが、本当に英語を話せるようになりたい方が余計な情報に惑わされないために、それは現実離れした空想の話だとお伝えしておきましょう。

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私たちは資格試験での出来栄えや成果よりも、受講者の総合的な英語力にフォーカスし、ひとりひとりへの最適な学習プランを構築します。
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 講師は100%日本人、高校時代から日本の英語の在り方に強く疑問を抱き、留学なしでも本当にペラペラになれるのか、と手当たり次第にありとあらゆる学習方法を試していました。大学時代にカナダへ留学、その後東ヨーロッパをバックパッカーとして1人で冒険にも行きました。すべてを英語で対処する楽しみも独特の面白さがありますね。4年間のうちにパブリックスピーキングをこなす程に磨き上げ、そこからは仕事でも日常でも常に英語と共に歩み続けて来ています。
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